アラブ種の馬で駆け巡る オマーン

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旅＆文化

「2019年、世界のホットな旅先28」第9

オマーンの首都マスカットにある壮大なスルタン・カブース・グランド・モスクは、2万人の収容規模を誇る。（PHOTOGRAPH BY ANASTASIA TAYLOR-LIND）

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行くべき理由：物語の国でアラブ種の馬に乗ろう

　オマーン国王は近年、同国に伝わる馬文化の復興に努めている。長距離および平地レースの開催を認可することで国民の関心をかきたてているほか、アラブ種の馬を逆輸入してその数を増やしてきた。旅行者は馬に乗ってハジャル山地を探検したり、ワディ・アン・ナフルの曲がりくねった峡谷深くに踏み入ったり、オマーン湾のビーチや、どこまでも続くルブアルハリ砂漠の赤い砂丘で早駆けを楽しんだりできる。

楽しみ方：乗馬ツアー「Oman Horse-Riding Holidays（オマーン・ホースライディング・ホリデーズ）」に参加するには、中級レベルの乗馬スキルと、他の乗り手に合わせて馬を進めるのに慣れていることが必要。

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※「2019年、世界のホットな旅先28」ほか、旅の記事は「旅・文化の記事一覧」でまとめてご覧いただけます。

文＝MARYELLEN KENNEDY DUCKETT／訳＝北村京子